うちは母方の墓に至っては、爺婆本人が「先祖代々の墓は暗くてジメジメして嫌だ」との事で、
「海が見える見晴らしのいい墓がいい」と言って、これまた遠くの墓を買ってしまった
当時、旧来の陰気な墓のイメージを払拭するような、「爽やかなイメージの墓」が大売り出し中で、営業マンがしょっちゅう爺婆宅に来て、まんまと乗せられたらしい。
叔父たちが、爺婆の願いを叶えるべく買ってあげたらしいが、当然墓参りなんか遠くて滅多に行けないし、
いつもうちの母親が一人で暇みて日帰りで行って来てるだけだ。帰ってきたらクッタクタになってたな。