群馬県や埼玉県の総菜店で商品を食べた客が相次いでO157に感染し、1人が死亡した問題で、前橋市の店舗では、使用期限の切れた消毒液を使っていたことがわかった。

この問題は、先月、埼玉県熊谷市や群馬県前橋市にある総菜店「でりしゃす」の商品を食べた客22人から、O157が検出され、このうち、3歳の女の子が死亡したもの。

前橋市などによると、「でりしゃす六供店」では、使用期限の切れた消毒液を使うことがあったほか、肉や魚を切る包丁と野菜などを切る包丁を使い回していたという。前橋市は店舗側に衛生管理の改善を指導したという。

一方で、まな板や包丁などからはO157は検出されず、感染源は不明のままで、「でりしゃす六供店」は原因がわかるまで休業するとしている。

配信(09/14 12:47)
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