2017年9月13日、仏国際放送ラジオ・フランス・アンテルナショナル(中国語電子版)はトランプ米大統領の訪日について、貿易で日本に厳しい要求をつきつけてくる可能性があると報じた。

トランプ米大統領が11月初旬に来日する方向で調整中だ。
長女で大統領補佐官を務めるイバンカ氏がまず2日に来日。
トランプ氏は4日か5日に日本に到着する見通しだ。

10日にベトナムで開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に出席する前、日本に立ち寄り安倍晋三首相と会談するとみられる。
トランプ氏は北朝鮮問題への対応で日本との協力強化を進める方針だが、日本にとっては米国の環太平洋パートナーシップ協定(TPP)離脱が懸念材料だ。
米国は北米自由貿易協定(NAFTA)も再交渉を進めている。日本企業への影響は大きく、日米貿易が停滞する恐れもある。

トランプ氏は中国に対して貿易不均衡への不満を表明。
製造業の雇用機会を米国へ戻すため、経済・外交政策の練り直しを打ち出している。
トランプ氏は軍事・防衛分野で日本との協力強化を検討しているが、米国の経済保護主義については、日本と中国は同じ悩みを抱えることになりそうだ。

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