これは小学校のころから「残さず食べなさい」「好き嫌いを無くしなさい」と言われていないから。
今どきの子供は、今、目の前にある食事を食べなくても、次がすぐに食べられる。
だから「おいしく無いなら残せばよい」のが常識になってる。
どんなに不味くても、「食べ物を残すなんてとんでもない」、が今は常識ではなくなっている。
権利だの個性だのを重視するという名目で指導を放棄した結果、「有り難い」とか「もったいない」という日本人らしい感覚が希薄になってしまった。

給食自体が昔に比べて格段に不味くなった、というわけではない。