http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170913/k10011137681000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_019

子育てする男性「イクメン」についての調査結果が発表され、女性は、「妻に言われなくても家事や育児をする」といった主体性を父親に求める傾向が強いことなどがわかりました。
この調査は、大手生命保険会社が、先月、全国の20歳から59歳の子どもがいる男女を対象にインターネットで行い、1000人余りが回答しました。

それによりますと、自分または夫を「イクメン」「どちらかというとイクメン」と評価した割合は、男性は50代で31%、20代はその倍の62%でした。

また、女性も若い世代ほど夫がイクメンだと評価する割合が高い結果となり、育児に夫婦で関わろうとする意識は、若い世代ほど高い傾向であることがわかりました。

逆に、自分または夫が「イクメンではない」と回答した人の理由について、男女の差を見ると、「ご飯を作ったり、片付けをしたりしないから」が、男性は28.9%と上位に上がりましたが、女性は15.3%とあまり重要視しておらず、それよりも、子どもよりも自分のことを優先するからや、言われないと家事や育児をしないといった理由が男性の回答の3倍以上に上りました。

また、理想のイクメンはどのような父親かとの質問に、女性は「妻に言われなくても家事や育児をする」が半数以上を占め、女性は、口に出さなくても自然に家事や育児に関わる主体性を父親に求める傾向が強いことがわかりました。

明治安田生命広報部の森田あづささんは「日頃から育児について話し合うことが、夫婦で上手に育児をする秘けつだと思う」と話しました。

イクメン家庭の意識の差

さいたま市の齋藤真哉さん(31)は、妻で育児休職中の郁美さん(32)と2歳と8か月の2人の子どもの4人で暮らしています。

真哉さんは2年前、郁美さんの勧めでさいたま市などが主催する「イクメン」養成講座に参加して育児や料理などを学び、今は仕事が休みの平日には長男を保育園に迎えに行くほか、トイレや風呂の掃除、食後の食器の片付けなどを担当しています。

真哉さんは、自分自身を家事も子育てにも積極的に関わるイクメンだと思っていますが、妻の郁美さんとの認識には差がありました。

郁美さんは、夫について、指示されると子どもを公園やプールなどに遊びに連れて行くものの主体的に育児には関わっていないと感じていて、「講座に出たら家事や育児を自発的にしてくれるようになると期待して送り出したのですが、全く変わっていません」と夫への不満を話していました。

また、真哉さんの「イクメン度」を夫婦それぞれに聞いてみると、100点満点中、真哉さんは「50点」、一方の郁美さんは高く評価して「40点」と厳しい採点でした。

しかし、郁美さんは、夫が長女の保育園入園の「保活」に一緒に取り組み、子どものことをしっかり考えていることについては高く評価していると話していました。

一方、真哉さんは「衣類のたたみ方や食洗機への皿の入れ方など具体的に指示し、優しくやる気が出る声かけをしてもらえれば、もっと頑張れるかもしれない」と話していました。

2人は、片方に負担がかかりすぎないよう郁美さんが職場復帰する前に、家事や育児の分担表を作るなどして、育児に対するそれぞれの意識の差を埋めていこうと話し合っていました。

母親たちの声は

東京・渋谷区で、産後体操の教室に参加していた母親8人に夫がイクメンかどうかを聞きました。

夫の「イクメン度」を聞くと、100点中、最も高い人は「98点」で、その理由について「率先して家事や育児をしてくれるので不満がない」と話しました。

一方、最も低い「60点」と答えた女性は「家にいるときは子どもの面倒をよく見てくれるが、仕事が忙しくてほとんど家にいないので厳しい評価にしました」と話しました。
ほかにも、「気分次第で料理をしたり、家事をしたりと差が激しい」とか「自発的に家事や育児をしてほしい」などと、もっと主体的に家事や育児に関わってほしいという声が多く聞かれました。

9月13日 16時58分

★1のたった時間
2017/09/13(水) 19:48:43.15

前スレ
【育児】「イクメン」 女性は父親に主体性求める傾向強い
http://asahi.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1505299723/