警視庁は14日、無免許でトラックを運転したとして、道交法違反容疑で逮捕した千葉県の20代男性について、交通反則切符の交付で済むケースにもかかわらず、誤って逮捕していたと発表した。男性は2日間勾留されていた。
 3月施行の改正道交法で準中型免許が新設された。男性は改正前に普通免許を取得しており、車両総重量5トン未満、最大積載量3トン未満の準中型車に限り運転が可能。運転していたトラックは総重量をオーバーしていたため反則切符が交付されるが、無免許には当たらなかった。
 同庁交通執行課によると、男性は8日午後に無免許運転容疑などで逮捕された。上野署員が同法を十分に理解していなかったことが原因という。

http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20170914000081