民進党の笠浩史衆院議員(神奈川9区)は14日、離党する意向を大島敦幹事長に伝えた。笠氏によると、同じく離党を検討中の後藤祐一衆院議員(同16区)とともに15日、党本部に離党届を提出するという。

 笠氏は14日夕、大島幹事長に電話し、「昨日、幹事長から一緒に党でやっていこうと慰留してもらったが、私としては党を離党して新たに自民党に対抗できる勢力を結集するための行動を起こしていきたい」と伝えたという。大島氏への電話後、記者団に語った。笠氏は15日に離党届を提出した後、離党の理由や今後の活動方針などについて記者団に説明するという。

 笠氏と後藤氏はともに、すでに離党した細野豪志元環相が立ち上げたグループのメンバーで、離党後は細野氏と連携するとみられている。

配信2017年9月14日19時00分
朝日新聞デジタル
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