所沢市山口の「西武園ゆうえんち」で5月、遊具や飲食店が焼けた火災で、
閉園後に園内の防犯カメラに人のような姿が映っていたことが15日、
実況見分した埼玉西部消防組合への取材で分かった。
同消防は出火原因などに関する報告書を作成し、放火や自然発火の可能性もあるとみている。

火災は5月12日午後11時半ごろ、遊園地の西口付近で出火。
飲食店や土産店が並ぶ「アーケード大通り」と呼ばれるエリアで、3店舗が焼失し、
アクリル板製の屋根が半分ほど焼け落ちた。
焼損面積は約1千平方メートルに及んだ。

12日は午後4時半に閉園し、同8時ごろまでには客や従業員が退園していた。
同園によると出火当時、園内は無人の状態だった。

園は火災を受けて一時休園したが、安全が確保できたとして6月3日から営業を再開。
営業時間外も必ず警備員1人を配置するようにし、
外部から侵入防止のため一部外周フェンスを高くする措置を取った。

以下ソース:埼玉新聞 2017年9月15日(金)
http://www.saitama-np.co.jp/news/2017/09/16/04_.html