台風18号による大雨の影響が県内各地に広がっている。大分市によると、17日午後5時5分頃、大野川水系(白滝橋水位観測所)で氾濫が発生した。また、国土交通省佐伯河川国道事務所によると午後3時50分ごろ、
 佐伯市の井崎川が氾濫した。
 番匠川の番匠橋水位観測所(佐伯市)では、午後3時10分頃に、避難勧告等の発令の目安となる「氾濫危険水位(レベル4)」に到達した。
 また、大分県南部の広い範囲に避難指示が発令された。午後4時45分現在、津久見市全域、臼杵市全域、佐伯市弥生、佐伯市直川、佐伯市本匠の計2万7927世帯6万6946人が対象となった。
 大分県は午後3時25分、陸上自衛隊第4師団(福岡県春日市)に災害派遣要請をした。県によると午後3時30分現在、姫島村を除く17市町の752世帯1192人が避難している。
 
 土砂災害警戒対象地域となった大分県内の市町村は以下の通り。大分市、別府市、佐伯市、臼杵市、津久見市、竹田市、豊後高田市、杵築市、宇佐市、豊後大野市、由布市、国東市、九重町、玖珠町


https://www.oita-press.co.jp/1010000000/2017/09/17/165107313