https://www.cnn.co.jp/m/world/35107392.html

(CNN) 欧州に留学している米国の大学生4人が17日、フランス南部マルセイユの駅で酸をかけられる被害に遭った。ブーシュデュローヌ県の警察が明らかにした。

警察によると、被害者の学生4人は全員が20代前半の女性で、2人は病院に搬送され、2人はショック状態にあるという。

米ボストンカレッジは17日、この4人が外国に留学中の学生だったことを確認した。いずれも同大の3年生で、3人はパリに、もう1人はデンマークのコペンハーゲンに留学していた。

同大によれば、負傷した学生はマルセイユの病院でやけどの手当てを受けた。入院はしていないものの、今後もやけどの治療が必要になるかもしれないという。

大学は学生本人や保護者と連絡を取るとともに、フランスの当局や米大使館とも接触を続けている。

警察によると、酸をかけたのは41歳の女で、精神的に不安定な状態だった。CNN系列局のBFMは、女が逮捕され、病院に入院したと伝えている。当局は、テロ関連だったことをうかがわせる痕跡はないとしている。

2017.09.18 Mon posted at 16:42 JST