“Project Scorpio”のコードネームで開発が進められてきたXbox One最上位モデルXbox One Xの日本発売が決定した。発売日はなんと11月7日。時差の関係で欧米より先の発売となる。調べて見たところ、Xboxフランチャイズが、欧米と同時発売されるのは16年のXboxの歴史において初めてのことだ。筆者は、初代Xboxどころか、「Flight Simulator」の時代からマイクロソフトを担当しているが、過去最大規模のサプライズ発表といっても過言ではない。

 さっそく取材を申し込んだものの、日本マイクロソフトは泉水敬氏の退任以降、Xboxビジネスについてスポークスパーソンを置いていない。そこで最初は断られてしまったが、顔出しなし、社としての個別のアナウンスはしないという条件で、インタビューに応じて貰うことができた。

 話を伺ったのは、マイクロソフト デバイス戦略本部 シニアカテゴリーマネージャーの及部高宏氏。Xboxのオフラインイベントにもたびたび参加しているので、Xboxファンならご存じだろう。日本マイクロソフトのオンラインストアでXbox One X Project Scorpioエディションの予約にチャレンジしながら、じっくりお楽しみいただければと思う。
http://game.watch.impress.co.jp/docs/interview/1081635.html

――次に価格についてですが、5万円を超えたらキツいなぁと思っていたのですが、結構がんばりましたよね?

及部氏: E3で中村さんにそう言われた時に、価格についてはほぼ決まっていたので、僕は内心ニヤニヤして聞いていました。もちろん、価格は私ひとりで決めるわけではなく、為替の問題や何台売れるかというビジネスの面も考えて、ファイナンス担当者やビジネスマネージャーと話し合いながら価格の決定をするのですが、税抜きではありますが、やっぱり5万円以下というのはマジックプライスだと思っています。アメリカでの価格が499ドルなので、スィートスポットとして私は49,980円は外せないと思っていました。


全文はソース