>>539
1980年代の事については統計情報を詳しく知らんので完全に憶測になりますが、
お金が何によって生まれていたか、が違うのだという認識です。
1980年代は主に民間が負債を増やすことによって全体の金融資産が膨れ上がったのに対し、
現在は政府が負債を増やすことで全体の金融資産が膨れ上がっている状態なのではないでしょうか?
国民が浮かれないのは、やはりバブル崩壊や、その後のデフレ不況のトラウマが大きいのだと思います。
また、人口減少で人口を元にした需要が先細ることがほぼ確定事項ですから、
民間企業も継続した収益増を予測しづらい環境にあるという事ではないでしょうか?

正直、この辺りの解釈についてはあまり自信がありません。
日銀当座預金や国債などは数値や法律、仕組みによって規定されていることがほぼ全てですから、
理解するのは比較的容易ですが、国民の消費投資行動については影響する変数が多すぎて、
どれが主要因なのか、因果関係が逆ではないか、などの解析が容易ではないためです。