マンセーさんが言うほど山尾も磐石じゃないようで…

愛知7区
区域 瀬戸市・大府市・尾張旭市・豊明市・日進市・長久手市・愛知郡東郷町

名古屋市のベッドタウン及び工業都市として発展してきた地域である。中選挙区時代から非自民系の勢力が強く、
民社党の青山丘がこの地域を地盤として当選を重ねてきた。その後、青山が民社党から新進党、自由党、保守党、
自由民主党と渡り歩く中で、2000年以降民主党の小林憲司、社会民主党の大島令子などが当選。自民党は青山
に加え青山入党の前から公認していた鈴木淳司が当選し、青山とのコスタリカ方式を採った。2005年の郵政解散
の際は郵政民営化に反対した青山が離党、自民党の単独候補となった鈴木が圧勝した。
民主党は、小林が総選挙の落選直後の2005年9月18日に覚醒剤所持で逮捕されたものの、新たに候補となった
山尾志桜里が2009年の選挙では鈴木に比例復活も許さず圧勝した。
2012年12月16日の第46回衆議院議員総選挙では、鈴木が山尾を破り当選。山尾は、落選者の中で全国最高の
92,398票を得たが、惜敗率では届かず(83.7%は比例東海ブロック民主党の名簿中5位・当選者は4人)比例復活
も出来ずに落選したが、2014年の第47回衆議院議員総選挙 では山尾が返り咲いて議席を獲得し、敗れた鈴木
は比例東海ブロックで復活に回った。2012年に議席を失った民主党の当選1回の元職議員の中で小選挙区での
議席を奪還したのは山尾1人だけであった(ただし衆議院のみ当選1回なら新潟3区の黒岩宇洋も該当。黒岩は参
議院新潟県選挙区で当選経験あり)。しかし山尾は2017年に自身の男女問題から民主党の後継の民進党を離党
し再び空白区となっている。