「プレイステーション(PS)」などのゲームを手がけるソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)のアンドリュー・ハウス社長が22日、読売新聞のインタビューに応じ、仮想現実(VR)を楽しめるゴーグル型端末「PSVR」の供給不足が改善しつつあるとの認識を示した。

 一段の増産と値下げを10月以降に行い、普及を急ぐ。

 PSVRは昨年10月の発売以降、特に国内で購入が難しい状態が続いている。ハウス氏は「本当に新しい端末なので、需要の予想が厳しかった」と振り返った。

 ハウス氏はVR向けゲームソフトの世界販売が約1000万本に達したことを明らかにしたうえで、「PSVRが縮小した日本のゲーム専用機市場に客を戻すことを期待する」と話した。

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