自民党の萩生田光一幹事長代行は23日、若狭勝衆院議員や細野豪志元環境相が結成を目指す新党の共同代表として東京都の小池百合子知事の名前が挙がっていることについて「小池氏には都政に専念していただきたい。(東京五輪・パラリンピックまで)3年を切ったので、しっかり準備してほしい」と牽制した。「五輪を控えた大事な都政で、あまり政局的な動きをしてみなさんと溝をつくるのは、あまり望ましくない」とも語った。

 小池氏は7月の都議選直後に地域政党「都民ファーストの会」の代表を辞任しただけに、仮に新党の共同代表に就いても次期衆院選直後に辞任する「食い逃げ」の可能性もささやかれている。萩生田氏は「最初から『選挙の時だけ代表をやる』とは言わないだろう。ただ、そこは都民が判断することだ」と皮肉った。

 党本部で記者団の質問に答えた。

http://www.sankei.com/smp/politics/news/170923/plt1709230020-s1.html
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