[サンフランシスコ 25日 ロイター] - 米マイクロソフト(MSFT.O)は25日、同社内のチームワーク向け主要ソフトウエアについて、「スカイプ・フォー・ビジネス」から「チームズ」に置き換えると発表した。
チームズは「オフィス365」で利用できる企業向けのインスタント・メッセージングツール。
マイクロソフトは、チームズに追加されるスカイプの音声・動画関連機能を発表した。同社のオフィス365部門コーポレート・バイスプレジデント、Ron Markezich氏は会見で、チームズが全ての音声、動画、ミーティングにおいて中心的存在となると述べた。
マイクロソフトは、スカイプ・フォー・ビジネスのサポートを継続する計画。ただチームズにより多くの機能が追加されるのに合わせ、オフィス365のユーザーがチームズに移行していくとみている。
マイクロソフトは、チームズが12万5000の機関で採用されていると明らかにした。
企業内のコラボレーションツールを手掛ける市場では、2014年以降、新興企業スラックの参入に伴い競争が激化している。
市場調査会社IDCによると、同市場のシェアはマイクロソフトが36.8%とトップ。スラックは5.3%となっている。
2017年9月26日 / 05:40 / 12時間前更新