2017.9.29 19:06

 厚生労働省は29日、薬が効かない薬剤耐性(AMR)への対策を呼びかける啓発ポスターに、機動戦士ガンダムに登場するアムロ・レイを“起用”した。キャッチフレーズはもちろん、「AMR対策、いきまぁーす!」だ。


 薬剤耐性菌は、ウイルスによる風邪で抗菌薬を飲んだり、薬を飲みきらなかったりすることで増える。医師と患者の双方が不適切な薬の使い方を改めるなど対策を進めなければ、2050年には世界で年1000万人が死亡すると推定される。

 厚労省はこれまでも、性感染症予防に「セーラームーン」、麻疹予防に「マジンガーZ」と国民に知られたキャラクターを起用してきた。担当者は「薬が効かない微生物という人類の困難に立ち向かう」と薬剤耐性菌の増加に“逆襲”する構えだ。

http://www.sankei.com/smp/life/news/170929/lif1709290024-s1.html
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