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    ★☆★『アメリカでは“日本の修身”が再認識され、道徳教育で使われるようになる』★☆★

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レーガン大統領は就任すると直ちに道徳教育の復興に乗り出しました。
当時、アメリカの青少年の風紀は最悪で、暴力や麻薬の蔓延で荒廃の極に達していました。
その原因は最高裁が「生徒規則や学校規則で生徒の自由を束縛してはならない」と決めた事でした。

自由奔放で、やりたい放題、規律や道徳教育不在では、まともな人物は育ちません。
学校教育も成り立ちません。「アメリカは滅ぼされる」とレーガン政権は真剣に対策を検討しました。


では一体、誰がアメリカを滅ぼすのでしょうか? 敵軍ではありません・・・。
それは、不良集団と化したアメリカの青少年たちでした。

その道徳教育改革メンバーの一人が、文部長官(日本の文部大臣に該当)を務めたW・ベネット氏。
彼は退任直後、レーガン政権の道徳教育の担当者としての知識を「The Book of Virtues」(道徳読本)
という名の本にして出版しました。1993年(平成5年)のことです。
この830頁もある大著が「第二の聖書」と言われるほど毎年ベストセラーになったそうです。


このベネット氏の本のオリジナルとなったのが、日本の教育勅語・修身の研究で有名な小池松次氏が、
昭和40年代に出版した『修身・日本と世界』でした。 

日本では、既に過去のものとして社会から消え去ってしまった修身教育が、
アメリカでは、レーガン大統領の時代に、米国の若者への道徳教育の為の新たな指針と言うことで、
『日本の修身』が“再認識”され、学校の道徳教育で使われるようになったのです。


この「The Book of Virtues」は、現代の「第二の聖書」と呼ばれるくらいにベストセラーになり、
アメリカだけでなく、ドイツやイギリスにも広がりました。

日本の修身が、現代になって再び認められるようになったということは、
日本の失われた道徳教育は正しいものであったということが証明されたので、非常に喜ばしいことです。


http://www.moral-science.com/reagan.html http://www.moral-science.com/history.html

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