29日放送のAbemaTV『AbemaPrime』に出演した民進党の小西洋之・参議院議員は、
小池都知事の“リベラル切り“に対し、「理不尽な選別はあってはならない」と不信感を露わにする。

 「民進党の綱領と希望の党の綱領に、基本的な違いはない。弱っている人や困っている人にこだわり抜くのがリベラル。
長妻さんは一般的にリベラル的だと見られていると思うが、外されるということは理解しがたい。
辻元さんも、日米安保破棄などと言ったことはないはずだ。なぜ駄目なのか、納得されるような基準が必要だろう。
野田前総理は高齢化社会の基盤づくりを一生懸命に体を張ってやってこられた方。
その野田政権が決めた消費税の使い途を安倍総理は変えると言っている。総理経験者だから来るなというのは説得力がない。
ある意味、健全な考え方を持っている方々がごっそり外れてしまうということは日本の政治にとっても良くない」。

 その上で小西氏は「両党の綱領に矛盾しない考えの人に対して外す・外さないというような、そんな政治をやってる場合じゃない。
有権者の皆さんに、本当に幸せな社会作れるんだという大いくさを次から次に全国各地で仕掛けなければならない時。
小池さんもそういう戦略を考えていると思うので、私自身は必要な人たちが排除されるようなことはないと思う」と期待感を示した。