>>905
今回の総選挙は大所帯の自民党は相当不利だぞ。小泉進次郎も「自民党の政権復帰以来もっとも厳しい選挙戦になる」と言ってる。

まず安倍は小池百合子に選挙で二連敗しているが、戦術も戦略もまったく違うのが大きい。都知事選は小池百合子は孤立無援の
ドブ板選挙だった。都議選は敵失につけこんで勝利。そして今回は空中戦・ゲリラ戦だ。

伊藤敦夫によると、民進党は「希望の党に入れた連中」「入れなかった連中」「入る気がない連中」の3つに分裂するという。
この場合、自民党からすれば、入れなかった連中は味方にできる可能性があるが、「民進党の服を着たまま希望の党から公認を貰う」
形では、敵か味方かはっきりしないのだ。

これはシリアでやってる内戦の構図そのものではないか。イスラム国の連中は、日によってヌスラ戦線の軍服に着替える。
こうなるとテロリストか友軍はサッパリ分からん。当然誤爆も増えるし、味方が寝返ることもあるし、敵だと思ったら味方だったと
いうこともあるのだ。

昼間にシリアでゲリラ戦を戦った軍事評論家の黒井文太郎がテレビ出演していたが、「小池百合子女史には鋭い直観が備わっている」
と誉めていたぞ。カイロ大学を卒業してイスラム情勢に通じている小池百合子には、ゲリラ戦術は十八番なのだろう。

中東ロシア専門家の幸ちゃんには、小池百合子の戦略戦術が手に取るように分かるのだ。