【ロンドン共同】国際エネルギー機関(IEA)は4日、太陽光や風力、水力といった再生可能エネルギーによる世界の発電容量が2022年に3056ギガワットに達し、16年に比べ43%増えるとの見通しを発表した。太陽光発電の設備コスト低下を背景に、中国を中心に導入が広がっているためだ。ただ日本の伸びは世界全体よりも鈍い。

 IEAは太陽光発電に関し「新たな時代に突入した」と指摘。16年の世界の発電容量は15年の1.5倍に拡大し、石炭など他の燃料よりも伸びが大きかった。

 日本については再生可能エネルギーの発電容量が16年比27%増の125ギガワットになると予測した。

配信2017/10/4 16:40
共同通信
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