火災があった部屋で暮らしていた子どもたち=家族のものとみられるフェイスブックから
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小松博文容疑者(知人提供)
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茨城県日立市の県営アパートから6日早朝に出火して一家計6人が死亡し、30代の父親が「火を付けた」と出頭した事件。「仲のよい家族だったのに」と、一家の周囲から驚きの声が上がった。

亡くなったとみられる妻(33)の同級生で近所に住む女性は「朝のニュースをみて、日立市内で子どもが5人いるというのを聞いて、もしかしてと思い、駆けつけた。平和的な家庭で信じられない」と話し、涙が止まらない様子だった。

亡くなったとみられる小学6年の女子児童(11)の同級生(12)は「(女子児童は)面倒見が良く、4人(の弟)をあやしたり、だっこして近くの公園で遊ばせたりしていた」と話した。

近くの棟に住む男性(56)は「5時半ごろに煙が出ているのが分かった。棟の向こう側に、ご主人の車がライトをつけたまま止まっており、中に人がいるようだった。知っている人だけに、何でこんなことが――」と話していた。

配信2017年10月6日10時24分
朝日新聞デジタル
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