「手当多い」決算認めず 丸亀市

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/8034562461.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

丸亀市の定例市議会が開かれ、市が実施しているごみ収集事業について
「職員の時間外手当が多い」などとして、この事業に関連する支出を含む
昨年度の一般会計などの決算を認めないことを決めました。

丸亀市では市の職員が市内の綾歌町と飯山町、島しょ部でごみ収集を、
また市内全域の公共施設などで排せつ物のくみ取りを行っています。
しかし一部の業務は休日にも行っている他、おととしからは6月から9月までの4か月間に
島しょ部のごみの収集日に土曜日を加えたため、休日の業務が増えていました。

これについて市議会からは
「休日に作業をすると職員の時間外手当が多くなる。全て平日にできないのか」
などと指摘があり、5日、この事業に関連する支出を含む昨年度の一般会計と
特別会計の決算について採決が行われましたが、賛成少数で認定されませんでした。

丸亀市で決算が不認定となるのは平成17年の市町村合併で現在の丸亀市が発足して以来初めてです。
決算の不認定に法的な拘束力はありませんが、市議会が厳しい姿勢を示したことは
今後の市政運営に大きく影響する可能性があります。

丸亀市の梶正治市長は
「誠に残念ではありますが、不認定の理由を分析して今後の市政運営に生かしたい」
とコメントしています。

10/05 17:31