砺波市の鮮魚店で購入した昆布締めを食べた男性が腹痛を訴えて受診し、アニサキスによる食中毒と診断されたことが分かりました。

県厚生部に入った連絡によりますと、5日砺波市内の30代の男性が激しい腹痛を訴え医療機関を受診したところ、胃からアニサキスが検出されたということです。

男性は治療を受けすでに快方に向かっています。

県厚生部が調べたところ原因は砺波市内の鮮魚店で購入したクルマダイやカジキマグロの昆布締めとみられ、県はこの店を営業停止処分にしました。

アニサキスは長さ2、3センチほどの寄生虫の一種で魚介類に寄生し、人の体内に入ると激しい腹痛を引き起こします。

県は「アニサキスは加熱や冷凍で死滅するほか、目で見える大きさなので目視で確認してほしい」などと注意を呼びかけています。

県内でのアニサキスによる食中毒は、個別の統計をとり始めた2013年以降、初めてです。   

アニサキスは長さ2、3センチほどの寄生虫の一種
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配信2017/10/07 17:39
KNBニュース
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