http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171010/k10011173961000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_017

大手鉄鋼メーカーの神戸製鋼所がアルミ製品や銅製品の一部で強度などのデータを改ざんしていた問題で、大手電機メーカーの日立製作所はイギリスで製造している高速鉄道の車両に問題の製品が使われていることを明らかにしました。

この問題は神戸製鋼がことし8月末までの1年間に出荷したアルミや銅製品の一部で、各メーカーに事前に約束した強度などを満たしていないにもかかわらず、検査証明書のデータを書き換えるなどして出荷していたものです。

日立製作所は老朽化したイギリスの高速鉄道の車両の更新のため866両の製造を受注し、イギリス北部の工場で車両を製造していますが、製造している車両の一部に神戸製鋼が出荷した問題の製品が使われていることを明らかにしました。

問題の製品がこれまでに製造したうち、どれくらいの数の車両に使われているかは調査中だとしていますが、日立製作所は「独自に強度を検査してから使用しており安全性に問題はない」としています。

10月10日 19時11分

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171010/K10011173961_1710101917_1710101924_01_02.jpg