神戸製鋼所がアルミ製部材の品質データを改ざんした問題で、材料分析などを手掛ける子会社が検査データを改ざんしていたことが11日分かった。神戸製鋼は鉄粉製品でも不正が判明。アルミや銅以外に不正が広がったことでグループ全体での信用力低下が避けられなくなってきた。

 データを改ざんしていたのは子会社のコベルコ科研(神戸市)で、顧客の依頼に応じて部材の強度や成分分析などを手掛ける。同社は神戸製鋼などの半導体… ※続く

配信2017/10/11 13:30
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https://www.nikkei.com/article/DGXMZO22112810R11C17A0MM0000/?dg=1