一番怖いのは大口の買い手が日銀以外いなくなり共産化する事じゃね

[FT]消えゆくアベノミクス、試される日本のM&A
https://www.nikkei.com/article/DGXLASGM24H1T_U5A720C1EAF000/

13年初頭以降、日銀は12.6兆円相当の上場投資信託(ETF)を買い入れることで国内株式市場を支えてきた。
同じ期間の外国人投資家による購入は13.8兆円だったが、日銀は9月末までに外国人の買いを抜く見込みで、
アベノミクスの空想に致命的な打撃を与える可能性がある。

1985年から2001年にかけて行われた日本企業のM&Aのうち、成功したのは8%だけだと結論付けた
松本茂・同志社大学准教授の著作は、役員室で必ず見かける本になった。日本電産のCEOで著名なディールメーカー
永守重信氏は大まかに日本企業の買収の2%しか成功しないとみる。その推測は重く立ちはだかる。
日本の買い手企業にとって、高値づかみ、シナジー(相乗効果)の欠如、ガバナンス(統治)の失敗が
最も一般的な落とし穴だ。アベノミクスに触発された3500億ドルの買収攻勢は、多くの企業がこうした穴に落ちるリスクを高めている。