>>141

特に上の世代との対比でいうと、40代の特徴は以下の諸点。
1、子供時代が非常に豊かな社会だったこと。
特に祖父母や親が苦労した話を聞いてるだけに戦後日本の
政治や経済には必然的に肯定的になる。ただし、40代前半は
就職氷河期の直撃を受けたがそれはまた別の話。

2、若いころにゴルバチョフが登場して冷戦が崩壊したから左翼思想に
傾倒したことがない人が多数派を占める。むしろ左派は「危険で
近づいてはいけないやばい人たち」というのが常識だった。特に大学で。

3、生まれた時点ですでに安保も自衛隊もあった世代だから
現状の安全保障体制に疑問を持たない人が多数。ただし、
戦後の平和の象徴である9条も特に変えるべきだとも思わない。
ある意味、9条と安保体制と自衛隊が同居してる現状に違和感を感じない。
上の世代と違って最初からそういう(経済的に恵まれた)時代に生まれ育ってるから。

以上からすると、40代は上からみると「保守的」とうつるだろうが、
20代の右翼思想に傾倒しがちな社会構造に不満を持ってる人からみると
むしろ自分たちよりリベラル色が強いと思うのかもしれない。