>>38
E2017.08.28
和歌山 太地町長 追い込み漁行うフェロー諸島の町を訪問
http://asahi.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1503869396/
小型のクジラやイルカの漁を行っている和歌山県太地町の町長が、同じ追い込み漁を行っているデンマークの自治領、フェロー諸島の町を訪れ、今後、姉妹都市の提携を目指す考えで一致しました。
太地町では小型のクジラやイルカを捕獲する「追い込み漁」がことしも来月1日から始まりますが、毎年、捕鯨に反対する団体などが抗議活動を行っています。
こうした中、太地町の三軒一高町長は今月21日から、同じ追い込み漁を行っているデンマークの自治領、フェロー諸島の町、クラクスヴィークを訪れていました。
27日夜に帰国した三軒町長によりますと、訪問中、クラクスヴィークの町長や漁業関係者などと会談し、クジラやイルカの持続的な利用や、協力して捕鯨の文化を世界に発信することなどを盛り込んだ姉妹都市の提携を目指す考えで一致したということです。
今後、来月末に開かれるクラクスヴィークの町議会で承認が得られれば、具体的に手続きを進めるということです。
三軒町長は「とても歓迎していただいた。クジラ漁は生きるために長年続けてきた文化だという共通認識を持つことができた。今後、ますます関係がよくなっていくと思う」と話していました。

姉妹都市提携へ前進 太地町とフェロー諸島の町 三軒町長「共通点確認できた」
http://www.kinan-newspaper.jp/?p=11217
太地町の三軒一高町長は21日から27日にかけて、同町と同様に小型のクジラやイルカの追い込み漁を行っているデンマーク自治領のフェロー諸島・クラクスヴィーク町を訪問した。
鯨類の持続的利用などを含めた姉妹都市提携に向けた協議を行うためで、双方の生活や文化について意見交換を行い、提携を目指す考えで一致。
今後、9月末に開かれるクラスクヴィークの町議会で承認が得られれば、具体的な手続きを進めていく。
太地町では今年も9月1日から、「追い込み漁」が始まるが、反捕鯨の団体などが毎年、町内に滞在して抗議活動などを行っている。
過去には妨害行為で逮捕された活動家もいる。こうした動きはフェロー諸島でも続いているという。
反捕鯨の圧力が高まる中、今回の姉妹都市提携は、連携して伝統的な漁の正当性を国際社会にアピールする狙いがある。
三軒町長によると、現地では、クラクスヴィーク町のヨグバン・スコアハイム町長やフェロー政府関係者(外務貿易省・漁業省等)、漁業関係者らと会談した。
太地町が事前に送付していた協定書案をもとに意見交換し、鯨類を含む海洋生物資源の持続的利用の促進や、観光・文化・教育など幅広い分野での交流、協力して捕鯨文化を世界に発信することなどを盛り込むことで考えが一致した。
ヨグバン・スコアハイム町長は「太地町のまちのことやビジョンについてはよく分かった。9月開催の議会で各議員に諮った上で返事をしたい」と前向きな姿勢を示したという。
三軒町長は訪問を振り返り「とても歓迎していただき、友好的に話ができた」としたうえで、「太地町と同様に陸の孤島のような辺地で、フェロー島の先人たちも生きんがためにクジラを捕って生活してきたということがよく分かった。
また、フェロー島のある漁業会社は収益を地元の住民らに還元しているなど、共同の精神も感じることができ、同様のクジラ文化の持つ自治体として多数の共通点を確認することができた。先方自治体からの返事を待ちたい。来年いっぱいかけて結ぶことができれば」と述べた。
また、先方には提携をビジネスにまで広げたいとの意向があり、三軒町長は「県や国単位のことになるので、窓口として協力できる」と伝えた。