大学1年の男性(18)に暴行を加えたなどとして、県警少年捜査課は12日までに、暴力行為法違反などの疑いで、東京都練馬区下石神井4丁目、大学4年の男(22)とさいたま市と行田市に住む大学生の男2人を逮捕、さいたま地検に送検した。

 逮捕、送検容疑は共謀して7月6日午後8時ごろ、さいたま市南区の調節池で、男性の腹部を蹴って川に転落させ、同日午後11時ごろ、同区の荒川堤防でカラーコーンを投げ付けるなどした疑い。

 大学4年の男は14〜15日に、ふじみ野市内の飲食店駐車場で、男性の顔面を殴り約4週間のけがを負わせた傷害の疑いも持たれている。

 同課によると、大学4年の男ら3人と男性は県内の同じ私立大学に通う知人で、入学当初からの嫌がらせがエスカレートした。大学4年の男は「カラーコーンを投げ付けたが体には当たっていない」、大学2年の男(20)=当時(19)=は「顔や腹を殴ったのは間違いないが、よく思い出せない部分もある」と容疑を一部否認。大学2年の少年(19)は容疑を認めているという。

配信2017年10月12日(木)
埼玉新聞
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