近鉄百が業績上方修正 30年2月期、訪日客好調で
2017.10.12 19:15
http://www.sankei.com/west/news/171012/wst1710120072-n1.html

 近鉄百貨店は12日、平成30年2月期の連結業績予想を上方修正し、純利益を従来の24億円から26億円に、売上高を2677億円から2711億円にそれぞれ引き上げた。訪日客を中心とした消費拡大が続き、「あべのハルカス」に入る本店の売り上げが順調に伸びていることが要因。
 30年2月期の業績予想を上方修正するのは、今年7月に続き2回目。化粧品などの免税品売上高は前年実績を大きく上回っている。大阪市で記者会見した高松啓二社長は「国内客による消費の回復にも手応えを感じている」と述べた。
 同時に発表した29年8月中間連結決算は、売上高が前年同期比3・3%増の1355億円、純利益は92・1%増の17億円だった。