JR九州は、年末で閉園するテーマパーク「スペースワールド」(北九州市八幡東区)の最寄りにあるJR鹿児島線「スペースワールド駅」について、閉園後も名称は維持した上で、来春のダイヤ改正で快速列車が停車しない形に見直す方針だ。

 同駅は1990年のスペースワールド開業を受け、99年7月に開設された。駅名は公募の結果、「スペースワールド駅」に2万通を超える応募があり決まった。駅名を変更すると、自動券売機の改修やシステム面の対応が必要で、JR九州の青柳俊彦社長は取材に対し、「コストをかけて変更するつもりはない」と語った。

 現在はスペースワールドの営業時間に合わせて快速列車を止めているが、来年以降は来園者の乗降がなくなるため、普通列車だけが止まるように改める。

2017年10月13日 08時55分
http://www.yomiuri.co.jp/national/20171013-OYT1T50012.html