富山と石川の県境にある山に沢登りに出かけた大阪の男性2人が、下山する予定日をすぎても連絡が取れなくなっていて、警察などは遭難した可能性もあると見て付近を捜索しています。

連絡が取れなくなっているのは、大阪・摂津市の大西敏男さん(55)と、大阪市東住吉区の武田信明さん(52)の2人です。

警察によりますと、2人は今月10日、沢登りをするため富山県南砺市と石川県の境にある「大笠山」に入りましたが、下山予定の11日をすぎても連絡が取れない状態で、南砺市にある登山口近くには乗ってきた車が止められたままだということです。

このため警察と消防は2人が遭難した可能性もあると見て、13日朝から30人態勢で付近の山を捜索しています。

2人が所属する山岳会のメンバーによりますと、2人とも沢登りの経験が10年ほどあるということです。

警察などは、今後、天候の状況を見ながらヘリコプターを出して、沢の周辺でも捜索を行うことにしています。

配信10月13日 12時25分
NHK NEWS WEB
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171013/k10011176771000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_004