杉山良行航空幕僚長は２０日の定例記者会見で、航空自衛隊浜松基地（浜松市西区）のＵＨ６０Ｊ救難ヘリコプターが墜落したほか、百里基地（茨城県小美玉市）では飛行前のＦ４戦闘機から出火したトラブルが相次いだことに「国民の皆さまに多大なご心配をお掛けし、心からおわび申し上げる」と陳謝した。

浜松市沖の遠州灘で発生した墜落事故は隊員４人が依然として行方不明で、自衛隊や海上保安庁が紀伊半島の沿岸まで捜索範囲を拡大し、発見を急ぐ。事故原因について杉山空幕長は「調査中で推測も含めて分からない」と述べ、原因究明と再発防止に全力を尽くす考えを強調した。

救難ヘリは１７日夕、基地を離陸して約１０分後にレーダーから消え、周辺海域で航空自衛隊と書かれたドアなどが見つかった。

配信2017/10/21 07:46
静岡新聞　アットエス
http://www.at-s.com/news/article/social/shizuoka/417480.html

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