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実際、新社長は近視眼的なコストカッターで無能なんだそうだ。

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2017年9月30日号

特集2

内乱に沈みゆく名門百貨店 三越伊勢丹
緑地のタータンチェックの包み紙といえば、とりわけ東日本の人々にとっては特別な思い入れがある。
世界一の売上高を誇る伊勢丹新宿本店と、日本の百貨店の礎ともいえる三越の店舗を擁する業界最大手の三越伊勢丹ホールディングス。
改革を掲げたトップを追い出すも再出発の道筋は見えず、このまま沈みゆくのだろうか。

改革つぶしの同床異夢で漂流
弱体化進む百貨店の“王者”
「大西のいない三越伊勢丹など怖くない。チャンスだからどんどん攻勢をかけろ」──。
ある大手百貨店トップは、社内でこんな大号令をかけているという。

業界の再起を目指して旧弊にあらがった
大西改革の理想と現実
「誰よりも百貨店ビジネスの限界を感じていた」(ある大手百貨店幹部)といわれる大西洋前社長。
業界の本丸で旧弊打破を目指したが、挑んだ壁は高く、改革は道半ばで終わった。

“策士”杉江社長に秘策なし
ビジョンなき新体制の前途
「8月のショーウインドーの宝石関連の展示は、従来ほど手の込んだ感じがせず、つまらなかった」──。
伊勢丹新宿本店のヘビーユーザーだという会社員の40代女性はそう話す。

新たな収益源確立を目指す大手百貨店
出遅れた三越伊勢丹HD
“百貨店の凋落”が指摘されて久しい。
各社が多角化を進める中、三越伊勢丹HDは本業の立て直しに臨んだが、方針転換。その先が見えない。