10月25日 1時18分
福井県勝山市にある老舗の酒造会社で、地元の新米を使って仕込んだ新酒ができあがり初しぼりが行われました。
福井県勝山市沢町にある創業100年を超える酒造会社では、今月上旬から地元でとれた新米を使って日本酒の仕込みを行ってきました。
新酒が順調にできあがったことから24日、酒蔵の軒先に新酒ができたことを知らせる直径およそ70センチの杉玉が飾られ、初しぼりが行われました。
酒米を発酵させた「もろみ」を大型の機械を使ってしぼると直径1メートルほどのタンクにしぼりたての酒が勢いよく流れこんでいました。酒蔵には新酒のふくよかな香りが広がり、仕込みをする蔵人がしぼりたての新酒を口に含むなどして出来栄えを確かめていました。
酒造会社の大井信積醸造課長は「味わいが深くキレのよいお酒に仕上がったと思います。おいしい食べ物と一緒に味わってほしいです」と話していました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171025/K10011196291_1710242102_1710250118_01_02.jpg