山口放送:2017/10/26 20:07
http://www.news24.jp/nnn/news8709762.html
(動画は掲載元でどうぞ)
食欲の秋だ。岩国から「食」の話題が2つ届いている。
まずは大きくて甘い「岸根ぐり」、岩国市の山間部、美和町で出荷式が行われた。
岸根ぐりは岩国市美和町の原産で、クリの中でも最大級の大きさで甘くてまろやかな味が特徴だ。
美和町にあるJA山口東の栗選果場で出荷式が行われ、関係者が見守る中、トラックに1トンの岸根ぐりを積み込んだ。
ことしは夏が暑く、雨も少なかったため、出荷量は、例年の6割の25トン程度にとどまりそうだというが、味については、JA山口東では「自信をもってお勧めできる」と胸をはる。
JA山口東では、「岸根ぐり」ブランドの強化をはかっていこうと県内では「下関ふく」、「美東ごぼう」に続きGI=地理的表示登録を農林水産省に申請している。
続いては岩国特産のレンコンだ。地元の児童がレンコンの収穫に挑戦した。
「岩国れんこん」の収穫を体験したのは、校区に広大なハス田が広がる愛宕小学校の3年生、およそ100人だ。
地元特産の岩国れんこんの植え付けや収穫の体験は、愛宕小の恒例行事となっていて、児童らがハス田に入り、レンコンを掘り出していいた。
収穫期のハス田には、水はないものの、泥の中にすっぽり足が埋まる。児童らは悪戦苦闘しながらレンコンを掘り、その大きさを競っていた。
掘ったレンコンは、およそ400キロ。児童らは、それぞれ家庭に持ち帰えり、ふるさとの味を楽しむという。