PCBは学内で変圧器などの絶縁油として使われ、廃棄前に地下で保管されていた。排水ポンプの故障で23日に保管室が水没した後、ポンプが作動してしまい、油を含む雨水が排出された。
大分大は対策として、雨水がたまる学内のため池など5カ所に油の吸着マットを設置した。伊豆島明理事は記者会見し「多大なご心配とご迷惑をおかけし、おわび申し上げる」と謝罪した。
PCBは人体に蓄積すると健康被害を引き起こす。昭和43年の食品公害「カネミ油症事件」の原因になった。
配信2017.10.26 18:48
産経WEST
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