http://ironna.jp/article/8074

実際に、民進党から希望の党側に出された最初の仮リストには
民進党候補者全員の氏名が記載されていた。新人候補も含めて全員だ。

 前原氏は約束を守ったのだ。だが、結果は数名の排除が行われた。
それも数名だ。この数名の排除の責任を前原氏ひとりに帰するのは無理がありすぎる。

 なぜなら、前原氏から最初に相談を受けて賛同した当時の党幹部の
枝野代表代行も連帯責任を負うからだ。

結局、希望の党が正式に排除した議員は滋賀1区の嘉田由紀子氏だ
(鹿児島一区の川内博史氏などのように別の選挙区を提示されて断った
者を排除に入れなければ)。しかも、彼女は民進党議員ではない。

実は、「いの一番」に解党に賛成した枝野氏に至っては希望の党への公認申請
すらしていない。申請の無い者を排除することができないのは自明の理であろう。
しかも、そもそも枝野氏は排除対象ではなかった。申請すれば公認され、
実際希望の党ではその準備もしていた。