「ドラゴンボール」で有名な漫画家鳥山明氏ら日本人12人が2000年、米国に設立された不動産リースの投資事業組合に出資していたことが5日、パラダイス文書の分析で分かった。事業を巡っては、出資後赤字になった場合に本業の所得から差し引くという会計処理を国税当局が認めず、多数の出資者から追徴課税したことが05年に報道された。

 事業への出資はすでに閉鎖した東京のドイツ系証券会社があっせん。鳥山氏は取材に「日々多忙のため、税務面はおまかせにしていますのでお話しできることはありません」と書面で回答した。

https://www.daily.co.jp/society/national/2017/11/06/0010708642.shtml