11月6日 18時15分
九州北部豪雨で大きな被害を受けた福岡県朝倉市にある老舗の酒造会社では、水没した機械を修理するなどして、ようやく日本酒の仕込みを再開しました。
福岡県朝倉市にある酒造会社「篠崎」は創業およそ220年の老舗ですが、ことし7月の九州北部豪雨で土砂が流れ込んだり、酒を造る機械が水没したりして、一時、酒の生産を諦めざるをえませんでした。
その後、水没した機械を修理するなどして9月には甘酒の出荷を再開したのに続き、先週から本醸造の、6日からは純米吟醸の日本酒の仕込みを再開しました。
この酒造会社では、仕入れた30トンの米で日本酒の仕込みを進め、年明けの1月中に出荷や店頭での販売にこぎ着けたいとしています。
この会社の経営企画部長の篠崎倫明さんは「伝統を絶やさずに、おいしい酒を仕込みたい」と話していました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171106/K10011213091_1711061814_1711061818_01_02.jpg
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171106/K10011213091_1711061814_1711061818_01_03.jpg
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171106/K10011213091_1711061814_1711061818_01_04.jpg