>>667
不正確なことを言わないで欲しい。
クルアーンというのは文章が錯綜、混乱が多く、家畜章で言えば、その章の中で
「かれの御名が唱えられたものを食べなさい」
「アッラー以外の名を唱え(殺され)たもの(は食べてはならない」
「アッラーの御名が唱えられなかったものを食べてはならない」
とそれぞれ意味が少しづつ違うことを言っている。
矛盾が多いので、後世色々解釈してコンセンサスができるのがイスラーム法。

で、昔からクルアーンの中で同じ言い方が複数の章に渡って繰り返されてる「(食べることを)禁じられるものは、死肉、血、豚肉、およびアッラー以外(の名)で供えられたもの(だけ)である。」を、信者の義務としてはコンセンサスにしてた。
アッラー以外の名で供えられたものというのは、異教の神に捧げた供物という意味。

クルアーンでは、その後ろに、「ただしこの禁止も、故意に違反せず、また法を越えず必要に迫られた場合は罪にはならない。アッラーは寛容にして慈悲深いお方。」と続く。
面倒な食物規定のあるユダヤ教などに比べて、アッラーは優しいからシンプルで守るのが簡単なルールにしてくださってるんだぞ、というのがクルアーンの言いたい方向だから、禁止事項は狭く解釈するのが主流だった。