名馬オグリキャップなどを手がけた元調教師の瀬戸口勉さんが9日午後、
急性白血病のため滋賀県内の自宅で死去した。81歳だった。
国民的アイドルとなったオグリキャップ以外にも、ネオユニヴァースと
メイショウサムソンでダービー2勝を挙げた。
騎手ではJRA通算2534戦329勝、調教師としては同8155戦864勝。
通夜と告別式は親族のみで行い、後日にお別れの会(日時や場所は未定)を
開催する予定という。弟子同然にかわいがられた福永騎手は
「最期はご家族にみとられながら、苦しむことなく逝かれたと聞きました。
本当に(病気の)進行が早く、あっという間のことで驚きです。まだ事態を
受け入れられない状況です。瀬戸口先生と(師匠の)北橋先生のお2人が
いらっしゃらなかったら、今の自分はないので」と悼んだ。
瀬戸口勉調教師とオグリキャップ(1989年撮影)
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