国立大学協会は10日、広島市で総会を開き、2020年度から現行の大学入試センター試験の後継として導入する「大学入学共通テスト」の英語に関し、23年度までマークシート式と英検など民間検定試験の両方を国立大全82校の受験生に課すことなどを柱とする基本方針を了承した。

 文部科学省が今年7月公表した共通テスト実施方針によると、英語では「読む、聞く、話す、書く」の4技能を評価するため、民間検定試験を導入。20〜23年度はセンターが作成するマーク式も併存させ、24年度からは民間検定試験に全面移行する予定だ。

配信2017/11/10 18:16
共同通信
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