駐車中の車のタイヤをパンクさせたとして、奈良県警桜井署は10日、器物損壊容疑で、同県宇陀市榛原萩原、無職の男(47)を再逮捕した。「100件くらいやった」と容疑を認めている。

 再逮捕容疑は10月17日午後10時20分ごろ、宇陀市内の月極駐車場で、駐車されていた軽乗用車と乗用車2台のタイヤ計3輪をキリのようなもので突き刺し、パンクさせたとしている。

 同署によると、宇陀市内では9月以降、タイヤをパンクさせられる被害が100件以上発生。男は人通りの少ない時間帯に犯行を重ねていたとみられ、「(パンクさせて)ぷしゅーと鳴る音と感覚がやみつきになった」と供述している。

 男は10月21日、同様の犯行を目撃した署員に器物損壊容疑で現行犯逮捕=処分保留=されていた。

配信2017.11.10 19:30
産経WEST
http://www.sankei.com/west/news/171110/wst1711100081-n1.html