スポニチ[ 2017年11月11日 05:30 ]
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2017/11/11/kiji/20171111s00042000060000c.html

希望の党初の共同代表選が10日、投開票され、玉木雄一郎衆院議員(48)が選出された。玉木氏は同日夜に小池百合子代表(65、東京都知事)と都内のホテルで初会談。基本政策の不一致を理由とした党分裂の可能性が懸念される中、挙党態勢の構築へ2トップが早速アピールした形となった。

 1時間以上に及ぶ会談後、小池氏は記者団に対し「夢と希望を語り合った。若い力で頑張ってもらえれば」と具体的な内容は明かさなかった。小池氏に続いて取材に応じた玉木氏は「外交や子供たちの政策、トランプ米大統領の話題も出た」と説明。肝いりの認知症対策に関する考えを伝えたところ、小池氏から「生活に密着した政策をしっかりやっていこう」と言われたという。

 小池氏と玉木氏は別々にホテルから出てきたため、カメラの前での2ショットはお預けとなった。14日に小池氏が参加して開かれる両院議員総会で、執行部人事を決定する方向で調整している。