希望の党設立に尽力しながらも先の衆院選で落選した前衆院議員の若狭勝氏が12日午前のフジテレビ番組で、共演した玉木雄一郎共同代表に対して「私が生んだ子供(=希望の党)だ。決してぐれることのないように無事に育ててほしい」と訴えた。玉木氏は苦笑気味に「若狭氏には個人的にアドバイスをいただきたい」と応じた。

 若狭氏は衆院選公示直前まで候補者擁立などの党務に忙殺され、出馬した東京10区では比例復活もかなわず政界引退を表明した。

 若狭氏は希望の党への現在の心境について「生みの親として子供がある事情で引き離され、もどかしい、悲しい、わびしい。すべてのネガティブな気持ちがある」と語った。

配信2017.11.12 14:34更新
産経ニュース
http://www.sankei.com/politics/news/171112/plt1711120011-n1.html