日本全体を一つのバランスシートでみるってこういうやつと一緒だろ。



国民の財産が没収される?預金封鎖とは何か。
日本で預金封鎖が実際に実施された例とは

政府の命令で国中の銀行で一斉に預金封鎖が実施されるケースとして多いのが、政府が債務(国債)を返済できなくなってしまう場合です。

日本では太平洋戦争中の1944年に政府の抱える国債の償還ができなくなったため、銀行の払い戻しを停止するとともに資産家の財産を没収する財産税が創設されました。

政府は物価の上昇を抑制する目的で銀行預金の引出制限が実施されました。
この時も高額預金者が資産の大部分を国に没収されました。
没収を免れた人も、資金の引出ができなくなった間に物価が急激に上昇することで財産の多くを失うことになりました。

21世紀に入ってからも銀行預金が引き出せなくなった例があります。
最近の例では2010年に日本興業銀行が経営破たんし、一時的に預金の一部が引き出せなくなりました。
ペイオフ制度により1千万円までは預金が保護されましたが、これを超える預金は失われました。
預金封鎖は遠い世界の話ではなく、日本でも起こる可能性があるのです。

政府は国の法律を自由に作ることができるので、その気になれば簡単に国民の資産を没収することができます。
日本政府が抱える借金(国債)の総額は1,400兆円を超えていますが、国の税収は約50兆円程度です。
単純に計算すると、年収の約30倍もの借金を抱えていることになります。

政府は個人のように自己破産をすることが出来ませんが、法律を改正して税金の名目で国民の財産を没収する特権を持っています。
莫大な政府の債務を解消する唯一の方法は銀行預金の封鎖を実施して国民が預金が引き出せなくなった間に、資産家の預金を没収する法律を作って没収することです。

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