https://www.j-cast.com/2017/11/12313633.html
   コンビニ大手「ファミリーマート」が、流行語大賞にちなんだ商品化という一風変わったツイッター投票を行い、話題になっている。

「社内で話した結果、#流行語大賞を取れそうな#忖度と、#けものフレンズのどちらかで商品化する事になりそうです」

   「#」は、ツイッター上で投稿を検索するためのハッシュタグを指す。ファミリーマートは、公式ツイッターで2017年11月10日にこう報告して、「皆さんは、どちらがいいですか?」と問いかけた。

   17年の流行語大賞は、30語のノミネートが発表され、「けものフレンズ」と「忖度」もその中に入っている。

   ファミマは、このツイートで、「けものフレンズ」がいいと思ったら「リツイート(RT)」で、「忖度」がいいと思ったら「いいね」で投票してほしいと呼びかけ、「13日(月)に結果を上司に報告したいと思います!」と締め括っている。

   ツイッター上の情報によると、当初は、けものフレンズが6000、忖度が2000ほどで、けものフレンズが約3倍も優勢だったときがあった。

   人気アニメ「けものフレンズ」のファンらが大量に投票したからだとみられており、アニメに登場する食べ物「ジャパリまん」を商品化してほしいといった声が出ていた。

   ところが、次第に忖度が人気を集めて、票が逆転し、12日夕現在は、けものフレンズが2万、忖度が5万ほどとなっている。

   その背景には、ファミマが「けものフレンズ」の票を集めようとリツイートの方が拡散しやすいのを狙ったのではないかと勝手に推測して、ネタとして敢えて、対抗馬の「忖度」に投稿しようとする動きもあるらしい。

   ツイッター上では、「忖度の商品が気になるからいいねするわ」「忖度に決まった時のファミマの行動を見てみたい」といった声が次々に上がっていた。

   一方、ファミマは結局、けものフレンズの商品化をするのではないかとみる向きもある。ツイッター上では、「上司に報告するとは言ったけど多い方を商品化するとは言っていない」「忖度することでどう転んでもけものフレンズになるっていうオチなんじょね?」といったことも書き込まれている。

   情報が錯綜して混乱ぎみなことから、

「本気でアンケのつもりならアンケ機能を使うべき RTといいねじゃ情報露出のされ方が違うし、対象者も必然的に偏る」
「こういう内容は、RT/いいねではなく、投票機能を使うべきだったと思います」

との意見も出ていた。

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