https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171114-00000081-jij-soci

ライブハウスを中心にアイドル活動をしていた10〜20代の少女ら4人が
「賃金が一切支払われないのは不当」として、所属事務所のデートピア(東京都)に
未払い賃金約400万円の支払いと契約解除などを求める訴訟を14日、東京地裁に起こした。

訴状によると、4人は2015年7月、賃金を月額3万8000円と定めた上で、レッスン費用として
同額を差し引くとした5年間の契約を事務所と締結。同年10月に7人組のアイドルグループとして
デビューした。

今年に入り、別の事務所への移籍を求めたところ、デートピアのマネジャーから
契約解除はできないと告げられたといい、4人は9月にグループを脱退した。

原告側は「ライブへの出演料や物販の売り上げがあったのに、事務所が全て独占していた」と主張。
労働者に当たる少女らに賃金が支払われないのは不当で、契約解除が認められると訴えた。

記者会見した10代の原告は「デビューできるうれしさが大きく、契約の重さを理解していなかった。
自由に活動できたらと思っている」と話した。